モビリティ関節(可動性)とスタビリティ関節(安定性)
今回はモビリティ(可動性)とスタビリティ(安定性)についてまとめてみました。関節もモビリティ関節とスタビリティー関節に分類して考える事も出来ます。モビリティ関節は可動性が広く様々な方向に自在に動く役割があり、例えば股関節、肩関節、足首、手首、胸椎が考えられます。スタビリティ関節は可動性が狭く体を安定させる役割があり、膝関節、肘関節、腰椎、頚椎があげられます。上記の関節には相互に補完する関係があり、モビリティ関節の可動性低下はスタビリティ関節の安定性を脅かし、スタビリティ関節の安定性の低下はモビリティ関節の可動性を脅かすように相互に補完関係があります。トレーニングの原則としてモビリティ関節は柔軟性をを含め可動性を広げるトレーニングを行い、スタビリティ関節はぶれないように安定させるトレーニングを行う事が効果的です。またジョイント・バイ・ジョイントアプローチとして体の動きを円滑にするには各関節の役割を個別に考えるだけでなく、隣り合う関節同士の連携を考える必要があります。当施術所ではこの考えに基づき骨盤のベルトを必要に応じてご紹介しております。何かありましたら、開業15年以上、臨床経験20年以上の国家資格者(柔道整復師)にご相談下さい。